早口言葉をカリキュラムに入れる理由

メソッド塾での授業は、分刻みでいろんな課題に取り組みます。ボーっとしている暇はありません笑。
その課題の中でも、一番人気があり、子どもたちが真剣になるのが「早口」です。
10級から級があり、合格できると次から少しずつレベルアップした上の級に進みます。
ゲーム感覚で、毎授業で、ひとり1回きりのテスト。緊張感もあります。合格すれば、めちゃくちゃ笑顔になりますし、不合格だと泣く子も少なくありません。

早口は、滑舌を良くします。ラ行が苦手な子、サ行が言いにくい子、いろいろいます。ですが、みんな早口をやることで滑らかに発声できるようになってきます。

また、文章を一字一句間違わずに早く読むことも練習のひとつです。
入試など大切なテストで、文章をしっかりと読めるチカラも養っています。

まだあります。これが一番大切だと思っていますが、
早口テストは、忍耐力や心の強さを鍛えています。
それは、早口が不合格のときです。
友だちは合格なのに自分は不合格だったとき、何回も不合格が続いたとき。
めげず、くさらず、何度も挑戦する強さ。挫折を乗り越えるチカラをつけたいと思っています、
そうして、ようやく合格した時、子どもたちは、自信をつけ、努力の大切さを味わいます。

だから、わたしは早口には厳しいです笑。泣いても、オマケで合格なんてしません。
でも、合格したら、めちゃくちゃ褒めます。
不合格の子には、「頑張って練習しなさい。やれば絶対出来る!」と励まします。それで諦めた子は、今までいません。
子どもは、好きなことには頑張るチカラを持っています。
そこを伸ばすために、早口言葉のテストを続けています。

ことばを吸収し、学ぶを楽しもう

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