音読をする効果

メソッド塾では、カリキュラムの中に名作名文の音読があります。

音読には、言葉や文章の理解を深めたり表現力を高めたりする効果があります。
作品の中にある、作者の気持ちを考えさせたり、説明をして、内容理解を促しています。
「永訣の朝」(宮沢賢治)を音読した時には、「かわいそう」だと半泣きになる子もいました。

語彙力がアップする
また、大きな効果として、文章には、新しく知る言葉がたくさん出てきます。初めて目にする言葉、意味が分からない言葉、聞いたことはあるけれど意味が曖昧な言葉もあるでしょう。
音読では、ことばに向き合うことができます。
声に出して読むと、つっかえてしまう言葉や文章が出てきます。これは、理解が十分でない箇所。このことに自然と気付くことが、とても重要です。
分からない言葉に意識が向いて、先生に聞く、自分で調べてみることが、語彙量を増やすことに繋がります。また、前後の文脈から判断して大体の意味をつかむこともできるようになります。

アクセントによる意味の違いに気付くことができるのも音読ならでは。日本語は複雑です。”雨”と“飴”、“箸”と“橋”のように、アクセントによって意味が変化する単語も多い。
正しく言葉を理解し、語彙力を高めるという意味で音読は大切な学びです。

こちらが最近、使っているテキストです。

ことばを吸収し、学ぶを楽しもう

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