授業の最初に、必ずやっていること。
生徒の名前をひとりずつ呼びます。ピシッと手をあげて大きな声で「はいっ!」と返事をしてもらいます。
これは小学校低学年から癖をつけ、生活の中での当たり前となって欲しくて実践しています。大きな声でカッコよく返事出来た子は、褒めます。ことばの森は、大きな声で返事しただけで褒められる教室です。
家では大きな声で話せるのに、大勢の前や人前に出ると消極的になる。そんなお子様は多いです。
幼いうちは親がカバーしてあげられますが、挨拶をはじめ、クラスでの発表、当番など、人前で話をしなければならない機会は高学年になるにつれ、どんどん増えていきます。大学生や社会人になると、大きく明瞭な声はプレゼンテーションやスピーチの強みになってくるでしょう。
小さい声で話してしまうのは、おとなしく消極的な性格であったり、自己表現が苦手なお子さまに多いようです。
また、精神面や体力面の不調で元気がなかったり、落ち込んでいたりする場合も、一時的に声が小さくなることもあります。
このあたりの個人の性格や、教室での様子については、わかる範囲で対応します。そして、少しずつ大きな声が出せるような雰囲気づくりをしていきます。
では、大きな返事をすることで得られる、わたしの考えるメリットをお伝えします。
・相手に話したいことが伝わる喜び体験。
ボソボソ、モゴモゴ話していると、大切な内容がよく聞き取れません。ハキハキ話すことで、伝えたい内容がよりわかりやすく、印象に残りやすいというメリットがあります。
・明るく、元気な良いイメージを持ってもらえる
子どもに限らず大人でも、ハキハキと大きな声で話している姿を見ると、元気に見えます。ボソボソと話していると元気がなく消極的に見えてしまいがち。長く付き合っていれば他の長所にも気づいてもらえますが、第一印象ではあまり良いイメージは持たれません。
・気持ちが上向きになり、自信がつく
これが一番のメリット。大きな声ではっきり話すと、自然に顔が上を向き、ポジティブになれます。自分に自信がつく効果もあります。
大きな声で返事する、しっかり手をあげて答える、相手の目を見て堂々と話す。これだけのことで、印象はグッと良くなります。これは将来的にもずっと必死なスキルのひとつです。
教室では、大きな返事から授業はスタートします!今日はどんな声で返事できるかな?
ことばを吸収し、学ぶを楽しもう
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