4月から「ことばの森」で読書会をスタートして、5回目の課題本です。
8月は、アガサクリスティーの「春にして君を離れ」です。
前回の読書会の際、参加者から
「読書会の楽しみ方がわかってきました。
ひとりで読んで勝手に解釈する読み方と違って、
いろんな人の意見を聞くのって、作品の味わいが深まって、楽しいです!」
という言葉を聞き、読書会を始めてよかったと改めて感じています。
今回のアガサクリスティーですが、個人的にはとても面白かったです。
内容は
「優しい夫、よき子供に恵まれ、女は理想の家庭を築き上げたことに満ち足りていた。
が、娘の病気見舞いを終えてバクダードからイギリスへ帰る途中で出会った友人との会話から、
それまでの親子関係、夫婦の愛情に疑問を抱きはじめる……
女の愛の迷いを冷たく見すえ、繊細かつ流麗に描いたロマンチック・サスペンス」
(文庫本の説明そのまま)
ということで紹介されています。
主人公の独特なの生き方、考え方、捉え方、思い込み、愛のあり方、
そして3人の子どもたちとの溝、夫婦関係の溝。
それらを、主人公自身が振り返っていく過程がとても面白かったです。
読書会で語り合うには、とても楽しみな作品でした。
こちらの読書会は、「ことばの森」にて、
8月17日木曜日 17時30分からです。
よかったら、ご参加ください。HP問い合わせから、参加お申込みできます。
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