読書会 8月9月の課題本

暑い夏、なかなか読書という気分になりませんが、
毎月の読書会を楽しみにしている方もいらっしゃいます。
さて、8月9月の読書会の課題本の発表です。

8月15日の授業あと17時30分~
堀川恵子さんの「戦禍に生きた演劇人たち」

9月19日の授業あと17時30分~
(この日はJR奈良駅前の奈良信用金庫「ならしんアットマーク」にて授業・読書会を行います)
辻原登さんの「許されざる者」(上下巻)

8月の「戦禍に生きる演劇人たち」は、
数か月前に奈良演劇鑑賞会で公演されました。
その原作となります。
戦禍の中、全滅した移動劇団「桜隊」の演出家、
八田元夫の膨大な遺品を参考に書き綴られた悲劇。
AICT演劇評論賞受賞作です。

9月の「許されざる者」は紀伊半島、熊野川河口の街を舞台に描く歴史小説。
20世紀初頭、和歌山県新宮を思わせる架空の街、森宮。
「毒取ル先生」と呼ばれて親しまれる医師・槙と周囲の人々には、
日露戦争開戦の足音がすぐそこに迫っていた。
当時の情勢と熊野の人々を瑞々しく描く(集英社文庫解説より)。

どちらも読みごたえのありそうな小説です。
暑くて引きこもりがちなこの夏、涼しい自宅での読書をおすすめします。


ことばを吸収し、学ぶを楽しもう

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