舞鶴・引揚記念館

9月、舞鶴引揚記念館へ。
映画「ラーゲリより愛をこめて」を鑑賞し、舞台となった場所に興味がありました。
二宮和也が主演を務め、シベリアの強制収容所(ラーゲリ)に抑留された実在の日本人捕虜・山本幡男を演じた伝記ドラマ。作家・辺見じゅんのノンフィクション小説「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」を基に制作された映画です。

コロナで広島への修学旅行に行けなかったとき2年間、
桜井市の小学6年生が、この「舞鶴引揚記念館」に旅行に行っていたことも聞いていました。
そのこともあり、一度見学に行きたかったのです。

「戦争を知らない世代が多くなり、引き揚げの歴史も徐々に風化しつつある今、歴史を知りよりよい未来を創造するために役立つ拠点として、舞鶴引揚記念館の果たす役割はますます重要(HPより引用)」と記載されていた通り、戦争の歴史を知る意味では、とても学びになりました。
桜井市内の小学生が作った折り鶴もしっかり飾ってありました。

映画に登場するクロという犬の話が実話だと知って、思わず涙。

車で数分先にある引揚桟橋にも行きました。
ヒット曲「岸壁の母」で有名な場所。
終戦後、旧ソ連シベリアからの引き揚げ船の着く京都・舞鶴港で、
生死不明の息子を待ち続けた故・端野いせさんの実話を基にした名曲の舞台。
記念館で、実際の写真や手紙にも触れていたので、胸が熱くなりました。

ボランティアで小学生に「平和授業」を行ってはいますが、
わたし自身がまだまだ知らないことばかり。
これからも、学び続けたいと思えた1日でした。

ことばを吸収し、学ぶを楽しもう

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