久留島武彦記念館へ

大分県玖珠郡の全国語りべ大会出場後、
参加者の方々と市内観光へ行きました(希望者のみ)。

地元のお寿司屋さんでお昼をいただいたあとは、
久留島武彦記念館へ。
久留島武彦さんとは・・・
「日本のアンデルセン」と呼ばれた久留島武彦は、明治・大正・昭和の三代にわたって、人が人として共に生きていく上で、必要な教えを楽しいお話にのせて子どもたちに語り聞かせた教育者です(記念館HPより引用)。

奈良にも、わたしの出身地である福岡県北九州市にも由縁がある方でした。
急に親近感(笑)。
奈良の称名寺に住んでいたこともあるとお聞きしてびっくり。
このお寺は「ことばの森」の生徒さんたちとワイワイ騒ぎながら、遊びに行ったところ(めちゃめちゃ親近感)!

そんな久留島武彦さんを知り、作品を知って、興味深く学んできました。
また、たまたまこの時期、わたしの大好きな柳原白蓮さんの特別展示があり、
心の中、小躍りしながら見学しました。
彼女を題材とした小説は、ほぼ読んでいます。
波乱と恋の白蓮さんもまた、久留島武彦さんと交流があったのです。驚き。

記念館の横には「童話碑」があります。
久留島武彦の口演童話活動50年を記念して建てられたものらしく、
とても大きく立派な碑。

「この碑は、玖珠町に生まれた私が、子どもたちに童話を語り始めた記念の一里塚である。この地を拠点にして童話を書いたり、話したりする人が日本中にたくさん出てきてほしい。」という武彦の願いが込められた童話碑は、玖珠町が進めている童話の里づくりの象徴であり、童話の里として歩む玖珠町の歴史を伝える石碑である。(玖珠町HPより)

そのほかにも、
旧豊後森機関庫(映画「すずめの戸締り」に登場する「扉」のモデルになった場所)、道の駅なども行きました。
玖珠町の自然と、のんびりした童話の町(いたるところに童話のキャラクターがいます)は、とても優しくて温かい町でした。

この大会に出場しなければ、行くこともなかった場所。
ご縁に感謝しながら、玖珠町を去りました。
関係者の方、ご一緒できた方、みなさん、ありがとうございました。

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