3月いっぱいで、10年間、講師として勤めた「近鉄文化サロン」を卒業しました。
近鉄百貨店橿原店で「初心者のための文章教室」講師としてスタートしたのが、10年前。
その後、同じ近鉄文化サロン「あべの」「奈良」「橿原」と3つの文化サロンで講師をしました。
「エッセイ教室」「文学と朗読を楽しむ講座」「心理学の基礎」「読書感想文教室」など、
多いときは文化サロンだけで、月に11講座を担当していました。
天王寺にある文化サロンあべの「エッセイ教室」では5年。
長く書いている方、すでに書籍を出している方、もちろん初心者の方もいらっしゃいましたが、
毎回、多くの刺激を受ける個性的な生徒さんばかり(しかも生徒数も多かった)に囲まれ、
全員年上の女性だったりして、学びにもなり、経験にもなり、
今となっては懐かしい思い出がいっぱいです。
近鉄橿原で出会った生徒さんとは、今でもつながりがあり、素敵な生徒さんばかり。
わたしの授業を選んでくださり、受講してくださり、感謝してもしきれない思いです。
授業後にパフェを食べに行ったり。
90歳のおばあちゃんがよく戦争での経験をエッセイにしてくれたり。
エッセイで受賞した生徒さんが、大喜び状態でわたしに連絡してくれたり。
夜の朗読授業は4人しかいなかったけど、とてもとても楽しかったし。
たくさんの出会いと、経験を重ねられたのは、近鉄文化サロンの講師としての10年が大きいです。
最後の授業は近鉄奈良での3月度「文章エッセイ教室」でした。
授業が終わって、みんなで食べた中華料理店の料理はとてもおいしかった。
その時に、生徒さんからいただいた言葉は、わたしの宝物です。
この仕事をやってよかったと心から思えました。
辞めることを後悔してしまうほど、わたしの授業に対する思いを聞かせてもらえました。
ありがとうございました。ほんとうに、わたしの授業に来てくれてありがとうございました。
これから「ことばの森」に集中するため、
自分の新しい挑戦のために、文化サロンを卒業しました。
でも、わたしには「ことばの森」文化講座の生徒さんがいます。
大切な大切な生徒さんです。大好きな人たち。素敵な人たち。憧れの人たち。
この生徒さんのために、これからは専門的な研修や学びを通して成長したいと思っています。
春です。わたしも羽ばたきます!
これからも応援よろしくお願いいたします。
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